ふらいんぐうぃっち [2016年春アニメ]
2016年春アニメ (全12話)
公式サイト
作品紹介
こんな人にオススメ
心浄化アニメ。結構「フフっ(笑)」ってさせてくれる。
癒しの方向性では、「ARIA」とか近いかな?
笑い成分は「ふらいんぐうぃっち」の方が多め。
黒ストッキングフェチ必見!!
合わない時の見切り判断基準
癒しアニメは人によっては退屈と感じるかも。
3話位までで一回も「フフフっ(笑)」ってなることが無ければ合わないのではないかと。
○個人的神回
どの回も安定して良かったとは思ったが、
やっぱり、1話の最後のアレは相当なインパクトだった。
どんな話?
魔女のしきたりに従い、木幡真琴(こわたまこと)、横浜から青森へ。
魔女、木幡真琴は、「15歳になった魔女は、独立して家を出る。」という、魔女のしきたりに従い、
横浜の家を出て、又従兄弟の倉本圭、倉本千夏が住む青森県弘前市の親戚の家、倉本家でで居候することに。
「今時は、魔女一本だと不安定だから」という親の意向もあり、新入生として高校にも入学。
この大自然に囲まれた青森での新しい生活が始まる。
新しい土地で、新しい家族や友達と過ごす毎日は、のんびりで、あたたかくて、とても居心地の良いものでした。
そんな話。
それでも初めは真琴が魔女だと知らない千夏ちゃん、ほぼ初対面の真琴が、連れてきたチトさん(猫)と会話しているのを聞いて警戒しまくってる様。
コノヒトゼッタイアブナイヒトダヨ・・・
そんな警戒心Max状態で、ホウキを買いに行きたいと言う方向音痴の真琴をホームセンターに案内した千夏ちゃん。
それが、気がついたら。
そらこんな顔にもなりますわ。
感想
「魔女」だけど、戦わない、ホウキからビーム出ない。 むしろそんなものは必要のない優しい世界。
放送開始前からネットの期待値がかなり高かった作品。
タイトルが「ふらいんぐうぃっち」なもんで、視聴前は、バトルもの?
ってイメージでした。
それが蓋をあけてみればのんびり日常系。
主人公が魔女でも刺客が襲ってくる事もないし、バトル展開になどなりようがない。
鉄壁の日常。
この作品の「癒し」は12話丸々続く。
このアニメ、基本一話完結で、超展開があるわけでもなく、続きが気になる類いのアニメではない。
しかし、一週間、仕事やリアルで、脳内に溜まりに溜まった菌を、毎週除菌してくれる。
心の「ファブリーズアニメ」。
日々のふとした出来事に、感動し、幸せを見つける事の出来る彼女達は、歳をとっていくほど、非常に眩しく感じる。
特に、ふとパチンコ屋に行って大負けして帰って来た後なんかに観ようものなら、
「お、俺は・・・なんて、・・クダラナイ」(嗚咽)
と、自己嫌悪に陥ってしまう恐れがあるので注意が必要だ。
それほどに、この作品の登場人物たちは、日々の小さな幸せを摘み取って充実した毎日を送っている。
「うぃっち」要素であるファンタジーな部分も、日常アニメなのに違和感なく物語に溶け込み、時折「フフっ」とさせられ、いいアクセントになっている。
真琴が引っ越して来たと聞き、挨拶にやって来た「春の運び屋さん」。
と、初めて「魔女側の不思議」と遭遇した千夏ちゃん。
この成りで「春の運び屋」とか、怪しさMaxと言わざるおえないけれども、普通に良い人。
他にも様々な濃いキャラクターが倉本家に集まってくる。
しかし、ドタバタしない、ハチャメチャしない、物語に抑揚が無いのに常に一定の面白さを保っている。
それゆえ、一気観には向かない作品だとは思うので、
この作品と同じくのんびり、ゆっくりペースでの視聴がオススメ。
推しキャラ
このアニメの登場人物は女性キャラが多く、唯一の男のメインキャラは倉本圭。
しかし、恋愛要素は全くといっていいほど皆無。
主人公の木幡真琴の居候先の又従兄弟で、多くの女性が家に訪ねて来るが、ハーレム展開など起きる訳もなく、彼は去勢を疑うレベルで自然体。
DT臭を全く感じさせない彼の対応の数々は、舌を巻くばかりのである。
恋愛要素がないので、ヒロイン同士の争いもない。
この作品の平和で穏やかな雰囲気が保たれているのは、ひとえに彼の人間性によるところが大きいのではないか、と思う。
もし、彼が唐突に、「決めるぜお●ぱい!!」 なんて叫んでしまうようなキャラクターであったならば、 このアニメは全く別の作品になっていただろう。
しかし、そんな彼も女性に全く興味が無いという訳ではなく、作中、彼が「好みドストライク」な女性が1人だけ存在する。
といっても、歳も若干離れているというのもあり、惚れたうんぬんではなく、あくまで「見た目が」という意味である。
その女性というのがこちら、犬飼さん。
確かに彼女は非常に魅力的なキャラクターであり、末田も「推しキャラ」は彼女にしようか非常に迷った。
ネット上でも「美人な犬飼さん」と称される彼女の魅力も、本編で堪能して頂きたい。
個人的に印象に残ったセリフ
ほうきって長い時間乗ってると 股に食い込んで結構痛いんですよ? (木幡真琴)
魔女といえば、ホウキに乗って空を飛びまわる。
魔女が出てくる作品では当たり前過ぎて疑問に思いつつもスルーしてきたこの「股間問題」。
この手の作品は数あれど、この問題についてキチンと言及している作品はなかなか珍しいのではなかろうか。
その疑問に真琴の姉、木幡茜さんは納得の回答を与えてくれる。
「あっ!なるほど!!」
オープニング・エンディング
オープニング
「シャンランラン」miwa
エンディング
「日常の魔法」木幡真琴・倉本千夏(CV.篠田みなみ&鈴木絵理):
プロモーションムービー
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石塚千尋・講談社/「ふらいんぐうぃっち」製作委員会
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