鋼鉄城のカバネリ [2016年春アニメ]
2016年冬アニメ (全10話)
公式サイト
作品紹介
こんな人にオススメ
ゾンビ系アニメが好き
がっこうぐらし、学園黙示録、進撃の巨人など、パニック系作品で 「うぉぉぉぉ!!!!」って興奮した人。
末田もそのタイプ。
「鋼鉄城のカバネリ」も1話目の掴みはバツグン。
ただし、この世界での生存難易度は激高。
合わない時の見切り判断基準
(あれ?なんかちょっと面白く無くなってきたかな?)って感じた瞬間。
その瞬間が最速見切り時だと思う。
○個人的神回
1話、2話
圧倒的クオリティーに酔いしれる!!
2016年春アニメ放送1話のインパクトはトップクラス。
作画のクオリティーが凄まじく、もはや芸術レベル。
ストーリーは【ゾンビパニックもの】。 この手の作品は、やっぱり1話の掴みは良い。
どんな話?
貴様!!
人がカバネか!?
一度カバネに噛まれれば、その人間はカバネとなり、血を求め、人をを襲う。
カバネとなった者は身体能力が跳ね上がり、超ダッシュしてくる。
さらに、カバネを倒すには、弱点である心臓を破壊する以外に無い。
しかし、人間からカバネ化する際、心臓はクソ硬い【心臓皮膜】に覆われ、この時代の通常の武器では破壊することが出来ない。
チートモンスター。
よって増える続ける一方、ぶっちゃけムリゲー。
そんなカバネが、欧州で発生。
一夜にして滅ぼされたという。
その事実を知った「日ノ本」の当時将軍はいずれこの国にやってくるかもしれない「カバネ」の脅威に備えて、各地を拠点化し、カバネの侵入を防ぐ為、「駅」と呼ばれる砦をこしらえる。
「駅」と「駅」とは鉄道で繋がり、「駿城」と呼ばれる装甲機関車のみが、唯一の流通手段となる。
「駿城」が駅に着いた際には、カバネが紛れていないか「検閲」によって全身調べつくす事でカバネの「駅」侵入を防ぐ。
このアニメの舞台は、「日ノ本」の九州に初めて「カバネ」の上陸してから20年が経過した世界。
「日ノ本」カバネまみれ。
鋼鉄と蒸気機関の生産が盛んな「顕金駅」で働く主人公「生駒(いこま)」は過去に妹をカバネに殺された事により、復讐の為、独自にカバネの心臓皮膜を破る為の武器「ツラヌキ筒」を開発。
しかし、その完成一本手前というところで「顕金駅」がカバネの侵入を許してしまう。
そんな話。
感想
惜しい!
名作になり得た良作。
作画クオリティー、キャラデザ、演出、設定など、あらゆる部分が高水準。
「凄いアニメを作ってやる」って意気込みが物凄く伝わる。
監督は進撃の巨人の「荒木 哲郎」、今回のオリジナル「鋼鉄城のカバネリ」でも似たような設定あり、期待値が高かった。
実際、放送初期は「神アニメ」の風格を漂わせており、「今季一」、「劇場版クオリティー」等の声も多く聞かれた。
しかし、ゾンビ物作品の宿命か、 この手の作品は、初めの掴みは良好も、解決しないまま終わるの作品も多く、 不安要素としては、最後をどう締めるか? その部分が非常に難しいジャンル。
この作品は「ワンクール12話」。
綺麗にまとめる事が出来るのだろうか?
いや、しかしこの高クオリティー、最後までキレイにやってくれるはず。
しかし、後半になるにつれて、「ん?あれれ?」 と、なる展開が多くなる。
その最たるが、ラスボス「VIBA様」事、世界観ぶち壊しイケメン「美馬」。
彼の登場から、この作品の雰囲気が一変する。
主人公グループが「カバネのいない世界を作るんだ」って決意したタイミングで、彼が現れて、私怨でメチャクチャやり出すもんなもんだから完全にカバネどころじゃ無くなってしまう。
鋼鉄城は、カバネ全滅路線から大きく話が脱線。
残りの話数は、彼の暴走に費やしてしまう事に。
しかも最終決戦を盛り上げようと、結構無茶な展開が相次ぐ。
一言で言うと、
「展開が、急激に雑になる。謎のビームとか出る。」
確かにこの手の作品は、カバネやゾンビ、巨人等の脅威から人類が脅かされているとはいっても、最終的には、結局「人」対「人」の構図はよくある事ではある。
しかし、それは、カバネやゾンビ等の発生、増殖に人類が暗躍している等の下地があってこそ成立する展開なのだと思う。
それが、最終話間際で、まさかのラスボス
VIVA「カバネって、いったい何なんだろうな?」
はぁ!?こっちが聞きたいわ!!
故に、終わってみれば、
視聴者「鋼鉄城のカバネリって、いったい何だったんだろうな?」
と、なってしまう結果に。
もし、これが、分割2クールであったならば、こういった締め方も良かったとは思う。
あらゆる部分が高水準のアニメであったために、非常に惜しい作品だった。
後半の評価は良くなかったけれども、
前半の勢いで良すぎた為に、期待値が上がり過ぎていたのも
あり、総合で見れば、決して駄作ではないと思う。
しかし、物語を終わらせるには、あらゆる部分が中途半端で(特にカバネ関連)終わり過ぎたゆえ、結局このアニメは何だったんだ感が否めない。
もし、続編が出ることがあって、その部分が、きちんと補足されて終わる事が出来るならば、「神アニメ」になり得たであろう作品だったと思う。
●この作品を観終わった後の末田の反応
末田「VIVAwww」「VIVAwww」
推しキャラ
無名
鋼鉄城のカバネリ、終盤の失速っぷりは完全に「どうしてこうなった・・・」。
展開が微妙と感じるようになりつつも最終話まで完走出来たのは、前半の期待値と彼女の存在が大きいと思う人も多いのではなかろうか。
このアニメのキャラデザを担当しているのは「超時空要塞マクロス」の美樹本晴彦さん、
この「鋼鉄城のカバネリ」の作風には非常にマッチしていると思う。
しかし、キャラ的にはパッと見古さを感じられるのは否めない。
萌えや可愛いではなくシナリオで勝負の作品なんだろうと思いながら、話数を重ねていくと・・・
無名ちゃんがね、 カワイイんですよ!!!
美樹本キャラ、イケるやん!!!
何やら「鋼鉄城のカバネリ」、美樹本キャラをアニメで表現するため、アニメ初の試みとして、「メイクスタッフ」を添えて、目のハイライトや髪の質感等、まるでキャラに化粧を施しているような仕上がりになっている。
これにより、元々から艶っぽい美樹本キャラが、さらに艶っ艶に色っぽい。
ただの萌えでは表現できないエロ格好良さを実現している。
特に無名ちゃんは見せ場が多いキャラであり、
その恩恵を多く受けており、
純粋で無垢な表情を浮かべる幼く見せる部分と、 メイク効果で、女性の見蕩れてしまうような色っぽさと のギャップが、彼女の魅力をさらに際立たせる事に大成功していると思う。
末田「えっ!?・・・12歳!!?えぇっ???」
個人的に印象に残ったセリフ
VIBA「次は、何を壊そうかな?」
末田「マジ勘弁してください!お願いします!!!」
オープニング・エンディング
オープニング
「KABANERI OF THE IRON FORTRESS」EGOIST
エンディング
「ninelie」Aimer
オープニング・エンディング共に良曲。
オープニング、サビのところで作品のタイトルを連呼する歌って何か古い昔のアニメってイメージだけれども、
EGOIST が歌うとスタイリッシュに聴こえる不思議。、
プロモーションムービー
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animation production by wit studio dialected by Tetsro Araki and written by Ichirou Ohkouchi
2016-07-19 16:09
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